ガラス面に苔がついている
ガラス面に付着する苔には茶色くヌルヌルしたものや緑色のスポット状のもの、明るい緑色の糸状のものなどさまざまな苔があります。なぜ多種多様な苔が現れるのでしょうか?それにはそのときの水槽の水質が大きく影響します。苔が生えてしまったことをマイナス要素と取らずに苔の発生によって水質を測るバロメーターと考えると苔も意外と水質管理に役立っているのかもしれません。
硝子面に付着する苔の中で一番最初にお目にかかると言っても過言ではない苔が茶色くヌルヌルした感じの苔で拭くとすぐに落ちる苔です。これはろ過バクテリアの繁殖と大きな関係がありろ過バクテリアが活発でない立上当初の水槽に現れます。
その証拠にバケツに水を張って放置しておくと数日後にはバケツの内側がヌルヌルしだし、数週間後には茶苔が発生します。よってこの苔が発生する水槽ではバクテリアの繁殖を活発にするような対策を行うことが最優先となります。苔を無くすだけの目的ならオトシンクルスなどを入れることにより綺麗に舐め取ってくれますがこの苔がいつまでもなくならないような水質を続けるとやがて茶色くふわふわした感じの苔が増えだします。
茶色くふわふわした感じの苔が増えだすようだと水質は悪化に向かっているサインですので早急な対策が必要となります。これらの苔についてまとめると茶色くヌルヌルした苔は水質安定の通過点ですがふわふわは要注意となります。
次に見かける苔が緑色の糸状の苔ですがこの苔は栄養過多や光量過剰なときに現れることが多いようです。この苔が現れるようでしたらまず確認しなければいけないことが直射日光の差込です。窓際などに置かれている水槽で時間の経過とともに直射日光が差し込むようでしたらカーテンなどで日光を遮るような対策が必要となります。
もう一つが照明の点灯時間です。水草育成における照明の点灯時間は8時間~12時間程度で毎日決まった時間に点灯させておく必要があります。不規則な生活にあわせて毎日点灯時間がばらばらになってしまうような管理をしているとこのような苔の発生原因となります。
また必要以上の肥料の投入も水草が吸収しきれずあまった栄養が苔の生長を助長させこの苔が発生しやすくなります。もし肥料投入による疑いが強いときは肥料の投入回数や量を減らすことにより対策をおこなってください。
最後に濃い緑色をしたスポット状の苔がガラス面につくこともありますがこれは水質が安定している水槽でも発生する苔ですのでそんなに水質に対して心配することはありません。見た目にあまりよくないので定期的にスポンジなどで掃除することをお勧めします。あまり長期間放置しておくと取り難くなる苔でもありますので注意してください。
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